この本を読む前の自分は、
「リーダーとはこうあるべき」というイメージに、
かなり縛られていました。
管理職なんだから、
もっと前に出ないといけない。
チームを引っ張らないといけない。
勉強もしなきゃいけない。
頭ではそう分かっているのに、
なぜか行動に移せない。
そんな状態が続いていました。
別に、仕事が嫌いなわけじゃない。
逃げたいわけでもない。
でも、
「ちゃんとやれていない感じ」だけが、
ずっと残っていました。
『完璧なリーダーは、もういらない』を読んで、
一番しっくりきたのは、
Want と Should の違いでした。
「やらなければならない(Should)」を基準にすると、
気持ちはどうしても重くなります。
自分の場合、
読書も、学びも、マネジメントも、
どこか義務のように感じていました。
一方で、
「今の自分は、何を面白いと感じているか」
「何なら、無理なく続けられそうか」
そういう Want に目を向けたとき、
少しずつ手が動き始めました。
今
「本を読む → 思考をそのまま書き出す → 整理してブログに残す」
という流れやっているで読書をしていますが、
「やらなきゃいけない自己研鑽」ではなく、
自分の中にちゃんと残したいと思えた行動です。
今のところ、
無理なく続いています。
「行動が回り始めた」と感じるとしたら、
たぶんここが一番大きい変化です。
もちろん、
すべてが解決したわけではありません。
仕事では、
今も Should に引っ張られる場面が多い。
管理職として、
見守ることと放置することの違いに迷うこともあります。
人見知りなので、
好意や信頼を言葉にするのが苦手なのに、
人を巻き込むことは必要だと分かっている。
その矛盾も、
今はまだそのままです。
それでも
完璧な形を急がなくていい。
人の2倍、3倍の努力をしなくていい。
1.1倍の努力を、続けられる形でやればいい。
『宇宙兄弟』の六太が言う
「ちょっとだけ無理なことに挑戦してこーぜ」
という言葉も、
今の自分にはちょうどいい距離感に感じます。
この本を通して、
自分の中で一番変わったのは、
「リーダーとしてどうあるべきか」よりも、
「自分は、どうなら動けるのか」を
考えるようになったことかもしれません。
完璧なリーダー像を目指して止まるより、
不完全でも、
動ける形を選ぶ。
今は、その方が
ずっと現実的で、
自分らしいと感じています。
これは、今の自分の備忘録です。
数年後に読み返したら、
また違う受け取り方をしているかもしれません。
それでも、
「この時は、Want を基準にしようとしていた」
という記録として、
残しておきたいと思います。


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