もし地面のどこかに宝が埋まっていると聞いたら、
多くの人は穴を掘り始めると思います。
しかし、掘っても掘っても宝が見つからなかったらどうでしょうか。
「本当に宝なんてあるのだろうか」
「こんなことを続けても無駄かもしれない」
そんな不安がよぎり、
途中で掘るのをやめてしまう人もいるかもしれません。
この話は、努力にも似ています。
未来に何かを手に入れたいと思って努力を始めても、
それが本当に手に入るのかわからなくなると、
人は続けることが難しくなります。
ただ世の中には、
努力を継続している人もいます。
その人たちとの違いは、
意志の強さなのでしょうか。
努力が続く人は何が違うのか
継続して努力している人を見ると、
「意志が強い人なのだろう」と思うことがあります。
しかし実際には、
そういう人たちは自分の行動を
それほど「努力」と感じていないようにも見えます。
むしろ、やりたいことに向かって
自然に行動しているような感覚に近いのかもしれません。
では、その違いはどこにあるのでしょうか。
宝探しの例で考えると、
ただ闇雲に穴を掘っているのか、
そこに宝があると信じて掘っているのかの違いです。
宝があると確信しているなら、
もし深く穴を掘らないといけないとしても、
宝に近づいている感覚があり
むしろワクワクしながら続けられると思います。
本当の問題は宝の場所ではない
そもそも、自分がどんな宝を探しているのかが
はっきりしていなければ、探しようがありません。
どこに埋まっているのか以前に、
自分が欲しい宝の形が分かっていないからです。
そしてもう一つ問題があります。
それは、自分が欲しいと思っている宝が
本当に自分の欲しい宝とは限らない
ということです。
例えば「お金持ちになりたい」と言う人がいます。
そのために副業を始めてみても、
続かない人もいます。
それは「お金」が欲しいのではなく、
お金の先にあるものを求めているからかもしれません。
例えば
・時間の余裕
・会社に縛られない働き方
・安心感
そういったものです。
もし本当に求めているものがそこにあるのだとしたら、
「お金持ちになる」という言葉だけでは
自分の未来を具体的に想像することはできません。
そのため、どこに向かっているのか分からないまま始めた努力は、
続きません。
宝を具体的にすると行動は変わる
自分の探している宝の形が
少しずつはっきりしてくると、
次に見えてくるのは
「そこにたどり着くために何が必要か」です。
どんな状態になりたいのかが具体的になると、
今の自分に足りないものも見えてきます。
そして、その差を埋めるために
何をすればいいのかを考える。
つまり、目的から逆算して
目標を設定していくということです。
宝探しで言えば、
どこで、どれくらいの深さの穴を掘れば
宝にたどり着くのかを考える作業です。
そして、その道のりをいくつかの段階に分けて、
小さな目標(マイルストーン)を置いていく。
そうやって一つずつ進んでいくことで、
目的に近づいていくのだと思います。
自分は何を求めて努力しているのか
もし努力が続かないと感じているなら、
自分は何を求めて努力しているのかを
見つめ直してみてもいいのかもしれません。
その先にどんな未来があるのか。
宝探しで言えば、
自分はどんな宝を探しているのか
ということです。
ただ、
そもそも「自分が何を求めているのか」が
分からないという人もいると思います。
もしそう感じている場合は、
以前書いた
やりたいことの見つけ方についての記事も参考になるかもしれません。

まとめ
努力を続けることは、
簡単なことではありません。
途中で不安になったり、
「この努力に意味はあるのだろうか」と
考えてしまうこともあります。
でも、もしその努力の先にある未来が
はっきりと見えていたら、
少し違うものになるのかもしれません。
宝があると分かっているなら、
穴を掘る作業も
宝に近づいている時間になります。
未来が見えている努力は、
「頑張ること」ではなく
宝に近づいている感覚になります。
そしてその感覚があると、
努力そのものにも
ワクワク感が生まれるのだと思います。
だからこそ、
一度考えてみてもいいのかもしれません。
自分は、何を求めて努力しているのか。


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