転職して後悔しかけた私が、立て直すためにやったこと

実践ログ

私は10年以上勤めた職場を離れ、今の会社に転職しました。
仕事内容も人間関係も安定していました。
経験年数も長く、頼られる立場でした。

大きな不満はありませんでした。
でも、将来を考えたときに、
その延長線上にある自分の姿にワクワクしませんでした。

「やる後悔より、やらない後悔の方が残る」

そう思い、新しい環境に飛び込みました。
ただ、現実は甘くありませんでした。

慣れた環境を出た代償

新しい職場は、
これまでの業務内容とは大きく異なりました。

これまで積み上げてきた経験やスキルが、
通用しないと感じる場面も多くありました。

年下から指導されることもありました。
クレームを受けることもありました。

ある日、自分の意図とは違う形で相手に伝わり、
強い怒りをぶつけられたことがあります。
説明しようとしても聞く耳を持ってもらえず、
ただ謝るしかありませんでした。

その日の夜も、翌朝もずっとモヤモヤしており
「もう辞めたい」と思っていました。

慣れない仕事のストレスに加え、
自信まで削られていく感覚がありました。

「自分はもっと上手く立ち回れたはず」
「この仕事、向いていないのではないか」

そんな考えが頭の中を回っていました。


それでも辞めなかった理由

何度も転職サイトを見ました。
実際に別の職場の話も聞きに行きました。

上司との面談でも、
辞めたい気持ちは正直に伝えました。
それでも、最終的に辞めませんでした。

理由はシンプルです。
今の環境には、
将来的な可能性を感じていたからです。

病院で働き続けた場合、
役職に就けば収入は増えますが、
幸せになれる未来はあまり想像できませんでした。

旧態依然とした体制に戻ることも、
自分の中では違和感がありました。

辛さはありました。
でも、ここで踏ん張る価値はあると感じていました。

立て直すきっかけになったこと

気持ちが少し軽くなったのは、
転職して半年ほど経った頃でした。

アドラー心理学の本を読んだことがきっかけです。

それまで私は、
クレームや失敗を「自分の価値」に結びつけていました。

でもアドラーの考え方に触れ、
「課題の分離」という言葉を知りました。

相手の感情は相手の課題。
自分が誠実に対応したなら、
そこから先は自分が背負う必要はない。
この考え方に、正直救われました。

全部を自分の責任にしなくていい。
でも、逃げる理由にも使わない。
自分がコントロールできることに集中する。
そこから、少しずつ視点が変わりました。

当時の自分に伝えたいこと

もし、あの頃の自分に一つだけ言うなら、
「環境に依存しない強みに気づけ」
と伝えます。

仕事のスキルや知識は、
環境が変われば通用しないこともあります。

一方で

・人の話を丁寧に聞ける
・物事を整理して伝えられる
・問題の原因を分析できる
・場の空気の変化に気づける

など、こうした力は環境に左右されません。

それは「その職場でしか使えないスキル」ではなく、
あなた自身の土台にある力だからです。

ここに自信を置ければ、
環境が変わっても大きく崩れることはありません。

辛い時に考えていたこと

正直に言えば、
今でも辞められるなら辞めたいと思う日もあります。
でも一つだけ、強く思っていることがあります。

「ここから逃げたら、きっと後悔する」

辛さから逃げるのは簡単です。
でも、自分の選択から逃げるのは違う。

今の辛さは、
挑戦した結果の痛みです。
挑戦しなければ、
この痛みすらありません。

まとめ

転職してすぐに「良かった」と思えるかは分かりません。

慣れない仕事。
自信の喪失。
思うようにいかない毎日。

それでも、

・自分で選んだことかどうか
・未来に可能性を感じられるか
・環境に依存しない強みに気づけているか

ここを整理すると、
少しだけ見え方が変わります。

もし今、
仕事が辛くて落ち込んでいるなら、
まずは「何が辛いのか」を言語化してみてください。

逃げるか、踏みとどまるかの前に、
自分の気持ちを整理することが先です。

私は整理できるまでにかなり時間がかかりました。
でも、立て直すことはできました。

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